■JacConvertVer3.99について
Version4.00リリース前のテスト公開バージョンです。外観・操作に大きな変化ありませんが内部の大規模な変更と機能追加・バグフィックスを行っています(詳細後述)。
■新しいJacConvertの更新目的とベータ版について
開発環境を移行してセキュリティ脆弱性の回避と将来の新OSへの対応です。
移行:Microsoft Visual Studio Professional 2019 C++(以降VC2019)
JacConvertはMSDOS版のAJ_DXF(1998年8月〜2001年5月)というソフトウエアの内部処理をそのまま流用して開発していました。AJ_DXFはBorland Turbo C(以降TurboC)という環境で開発しており、これをそのまま流用したJacConvert開発継続に限界を感じています。
移行作業は実質TurboCからVC2019へのコード書き換えで大量の修正作業が発生しています。移行作業中はトリッキーな動作を繰り返しており未だ問題が残っている可能性があるため新JacConvertはベータバージョンとして公開し当面は従前JacConvertと並行して利用できる状態(動作環境を共有し別ソフト扱い)としています。
■Ver3.99(ベータ版)利用するには
従前JacConvertがインストールされた環境でVer3.99をインストールしてください。
Ver3.99インストーラーは新JacConvertの運用環境に対応したVer3.13とVer3.99をインストールします。インストール後2つJacConvertは運用環境を共有して独立動作します。万一Ver3.99で問題が発生した場合は即時Ver3.13を利用可能です。
Ver3.99インストーラーでデスクトップにJacConvertβのショートカット作成できます。
■新旧JacConvertの初期画面はほぼ同じです
起動時の画面は新旧ほぼ変わりません。
(1)アイコンが大きくなった。(2)バージョンと作者メッセージを表示。
(画面サンプル)
■とりあえずのVer3.99(ベータ版)改善事項
1)JWW出力時にブロック図形出力機能を追加。(従前はブロック分解(解除)していました)
2)起動時にネット接続して新バージョンのチェックを行うオプションを追加。
3)各種入出力時のバグフックスを行いました。(後述)
※その他細部の見直し(改善)を沢山実施しています。
※今後も機能追加を進めて行く予定です。
■Ver3.99(ベータ版)は「開く」のスタイルが変わります
開発環境変更によりJWW・JWC・DXF・DWG開くのダイアボックスが変わりました。従前はファイル一覧に併せて「読込時の設定」が表示されましたが新バージョンは別ウィンドを開く必要があります。エクスプローラーのスタイルがWindowsの現行スタイルになりますが読込設定値の視認性と操作性が低下します。申し訳ありません。
「ファイルを開く」のダイアログを開発環境に依存しているためです。自作で解決できるのですが・・・。
・新↓「開く」ダイアボックス(読込時の設定が別ウィンド)
■問題を収集します
不具合(従前JacConvertでは発生しない問題)があれば建築フォーラム に書込みください。メールによる直接問い合わせは受けかねます。
■2020/11/26 Ver3.99b(ベータ版)の変更点
◆バグ補正
◆追加
■2020/11/20 Ver3.99a(ベータ版)の主な変更点
(細部の改善・変更項目は省略)
◆追加
◆変更
◆バグ補正